*ご存知ない方へ
このホシハジロは、去年の暮れに北の国から仲間と一緒に渡ってきたのですが、
左の羽を故障していて仲間が北へ帰る日が来ても、帰ることができずに
それ以来ずっとこの大岡川へ残って生活している鳥なんです。
見守るしかできないけれども、この川を渡る時には必ず消息を訪ねて
時々記録しているものです。
ホシハジロのオスなので、私は勝手に「ホシくん」と名前を付けて呼んでいます。
8月19日の大岡川です。
水面に黄色く色づいた桜の葉っぱが浮いているところに
小さな輪がたくさん見えます。
ようく見ると、口をパクパク開けている魚の群れです。
あちこちにこんなところが見えました。
14日に歩いた時に、ホシくんが見つからなかったので、
いつもより下流の鶴巻橋から上流に向かって歩いてみました。
尾花がすでに咲いて秋の気配を感じます。
(よかった。)
ホシくん、いました。
いつもの浅瀬に座っていました。
今までも何回か不在の日がありましたが、その次来た時はいるので
初めて不在だった時に比べるとどこか安穏としてる自分がいます。
カワセミが飛んできて対岸の石の上に停まりました。
オスの子どもです。
冬の間は、弘岡橋の上流に、それもメスだけしか見られなかったのに、
夏になって弘岡橋を超えた下流にまで現れるようになりました。
時には、メスといっしょに二羽で飛んでくるので、
ますますカワセミを見る機会が増えました。
対岸から見たホシくんです。
今日も変わりなく元気そうでほっと一安心。
やおら立ち上がったのを機にその場所を離れることにしました。
観音橋に近づくと、コサギさんがおりました。
なんてまぶしい白なんでしょう。
ホシくんもメリハリのついた羽になれるといいのですが・・・