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あっ、トリ だ!(アトリ?)

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 団地の中のメタセコイヤの大木のそばにさしかかった時に、

シジュウカラくらいの鳥が一斉にパーッと桜の木に飛び上がって停まりました。

 ざっと十数羽くらいいたと思います。

 

 本当は、こんなところでうろうろしている場合じゃないのですが、

ドキドキワクワク、胸が高鳴ります。

 

 これは、一大事。

 デジカメをポケットから出して、そうっとズームしてみますが、

曇っていて、しかも木の下で暗くてよく見えません。

 はっきりしませんが、胸のところに茶色が見えているので

シジュウカラでなく、ヤマガラかなと思って目を凝らしていました。

 

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 これが、そのうちの1羽です。

 プックリとしてとってもかわいい姿です。

 パッと見た感じヤマガラでもなさそうです。

 近づこうとするとまたバラバラ逃げてしまいましたが

ちょうど崖の下に逃げたのがいたので、そうっと下りて見てみました。

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 ちょうど石垣にしがみついた二羽を見つけることができました。

 どうも、石に開いた穴の中に頭を突っ込んでいるので、

虫でもいるのかな、それとも木の実か草の種でもあるのかな・・・

 上にいるのは頭が黒いのでたぶんオス、

下にいるのが頭の色がうすいので、たぶんメスとふみました。

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 この写真を手掛かりに名前を調べることにしました。

 野鳥の会が発行したハンドブックは持っているのですが、

載っている鳥の数も少なく、しかもイラストですので

微妙なところがわかりずらいのです。

 

 そんなこともあろうかと、先日「名前がわかる野鳥大図鑑CD付き」という本を

買ったところです。

 まるでこの日を予見したかのようです。

 

名前がわかる野鳥大図鑑 99種の鳴き声が聞けるCD付き  山野の鳥 (1981年) (野外観察ハンドブック〈1〉)  水辺の鳥 (1981年) (野外観察ハンドブック〈2〉)

 

  外出から帰って早速調べてみました。

 こちらは、写真で載っているので、色がよくわかります。

 さっそく調べてみました。

 オスは、頭が黒く、メスは灰褐色という説明で

この日出会った鳥は、「アトリ」だと判断しました。

 見たことがなかった鳥を見た時は、とっても嬉しくなります。

 なんでだかは、自分でもよくわかりません。

 

 「アトリ」は、冬に日本へやってくる冬鳥で、繁殖はシベリア方面。

 もうすぐ日本を後にして北へ帰る鳥です。

 時には、数万羽という群れで移動し、空がアトリだらけに見えることも

あるとのこと。

 昔は、ツグミと同様、カスミ網で大量に捕獲され、

焼き鳥にされて食べられていた受難の鳥だったのです。

 

 それにしても、野鳥との出会いは一期一会。

 いつもリュックのポケットに忍ばせるコンデジのお蔭です。