弘明寺の節分祭

 昨日は節分。

 前日、午後3時から先着500名に福豆を配るというお知らせが掲示されていたので

、午後3時をめざして弘明寺に出かけました。

 

 商店街に入るともうすでに500名に整理券は配布済み、今並んでいる人のみで今か

ら並んでももらえませんとの放送が入り、がっかりしました。 

 豆の袋と一緒に商店街用の金券も入っているというので、金券があったら、総菜屋さ

んや食堂が店頭に出している恵方巻を買ったのに・・・・残念!

 

 ぶらぶらしながら弘明寺の門のところまで来ると、また三々五々人が集まり始めてい

ます。隙間から垣根に貼ってある紙を見ると、

「午後3時半ごろから鬼と天狗の行列があります。」 と書いてありました。

 
 

弘明寺節分祭

 

 

 

鬼・天狗行列 寺や神社では、節分は豆まき行事が行われるのが普通なのでしょうが、弘明寺では厄除け星祭護摩供修行が午後2時から行われ、午後4時から鬼・天狗行列というのが行われます。午後3時過ぎに弘明寺へ出かけ、お参りを済ませ、中の護摩供修行をマイクで外に流していたので、それを聞きながら待ちました。 4時になると鬼と天狗たちが下の道から門を入り、上ってきました。先頭は、ほら貝を吹くお坊さん、次に青鬼、赤鬼、カラス天狗、大きな葉うちわを持った赤い天狗がやってきます。後ろから豆を撒く子…

 

 ブログを書き始めて間もない頃、ここにも写真を撮りに来たことを思い出しました。

コロナ禍でしばらくやっていなかったので、久しぶりの行列です。

 

 下にいると写真が撮れないので、階段の途中のお地蔵さんがいらっしゃるところに入

り込んで上ってくる赤鬼や天狗やカラス天狗を写させてもらいました。

 

 階段に差し掛かると足元がよく見えないのか、補助をしてくれる方がそばにいるのを

今回初めて見つけました。これだけの行列をやるだけでも、いろんな人の手を借りて大

変なんだなと思い至りました。

 なかなか上がってこない青鬼さんを待っていると、最後にやって来てこちらを見て手

を出してくれたので、つかさず私も手を挙げて、ハイタッチを2回もやりました。

鬼とハイタッチしたのは初めてで、子どもでもないのになんだか心躍りました。

 

 前回も青鬼さんの演技力のすばらしさは知っていたので、同じ人だかどうかはわかり

ませんが、ちょっと青鬼贔屓な私です。今回もたくさんのちびっこを喜ばせたり、泣か

せたりしながら上ってきたのでしょう。

 

 能登にも本当の春がやってくることを願いつつ。

 立春