こんなに早く梅雨が明けて少々戸惑い気味の日曜日。
来週は、三連休で鎌倉は混むような気がして、お盆も近いので、墓参りに行きました。
終わった後、近くの長勝寺へ寄りました。
お堂の上の空がとっても青いです。
タイサンボクの白い花の上の空も青いです。
先週までは、あじさいを求めて人の列が途切れなかった鎌倉の道も、今日は、通りを行き交う人が少ないです。
太陽が西へ傾いた頃、赤くなった素肌を見せた若者たちが海の方から帰ってきます。
いつもだと海開きが7月1日なのに、今年はなぜか9日(火)だそうです。 梅雨明けは、このところ20日ごろにすれ込み、9月がいつまでも暑いので、遅く始めて遅く終わるように考えたようですが、皮肉なものでそうしたとたん、今年は梅雨明けが早かったのです。
鎌倉は、混んでいるのは海だけという季節に突入です。
今日は、折りしも「七夕」。
鶴岡八幡の七夕祭があるというので、夕方5時過ぎに八幡様へ到着。
入り口の鳥居のところから、七夕飾りが風に揺れています。
今日の八幡様の境内は、七夕飾りで華やかに彩られています。
八幡様では、七日の夕べを表わす七夕祭を、古来からの織姫・彦星の伝えられている「むすび」をコンセプトにして、神と人、人と人のむすびを神様に祈るのだそうです。
また、裁縫や技芸の上達も合わせて祈願するとのことで、祭壇には、瓜やナス、桃や梨を供え、琴や琵琶などの楽器も一緒に添えてあります。
ここは、舞殿です。
七夕祭では、梶の葉の絵柄の絵馬か短冊にお願い事を書くと、神様に届くようにお祈りをしてくれるのです。
七夕祭は、1日から始まっているので、竹の棒には、すでにたくさんの絵馬や短冊がつるしてありました。
反対側にも同じだけの絵馬や短冊があるのですから、神様もこんなにお願い事があるのでは、大変です。
神職が、祈ってくれた後、笙や篳篥の演奏が始まり、次に巫女さんの舞が始まりました。
今日の巫女さんは、髪に花飾りを巻き、花束を持って神楽の奉納をするので、いつもよりもっと華やかに見えました。
夜空を見ると、星が見えましたが、周りが明るいので、夏の空はボーッとしていて、天の川、ベガ(織姫)、アルタイル(彦星)の所在が分かりませんでした。
でも、久しぶりの雨なしの七夕、きっと逢瀬を叶えたのではと思っています。