もう10日くらい前ですが、奥多摩へ出かけました。
奥多摩駅から車で20分くらいほどで東京都の水がめ奥多摩湖へ到着します。
この日は、雨は降りませんでしたが、厚い雲が空を覆っていました。
小河内ダムの反対側です。
風がなかったので、湖面に紅葉した山々が映っています。
ダム側の山の紅葉です。
山の紅葉は、それぞれの木々が自分色をいっぱいに主張していて
生命の輝きのようなものを感じさせます。
今年は、色が穏やかなので、奥多摩も、ゆっくりと秋が進んだような気がします。
この辺りの山は、軽く1000メートルを超えているので、
雲が頂上を撫でて通過していきます。
お日様が顔を出すと紅葉ももう少し鮮やかさを増すのでしょうが、
仕方ありません。
山から下りて、友だちのうちの庭を歩いていたら、
青々とした草がびっしりと生えていました。
小さな白い花まで咲いています。
なんと、ハコベです。
春かと見まごうほどです。
ちょっと先には、もみじの葉が落ちていました。
春と秋のコラボレーションです。
青草の上の赤いもみじは、鮮烈でした。
この日は、気温が下がって凍らないうちに、
庭の柚子をもぐのが目的だったので、早速長い枝切狭で収穫しました。
全部で、4、50個穫れました。
私も10個ほどいただきました。
奥多摩へ行った時は、必ず農協の直売所へ寄ります。
今回は、原木栽培のシイタケ、舞茸、キクラゲ、
それと安納系のサツマイモを買いました。
サツマイモは、囲炉裏で焼きいもにして食べ、
キノコ類は、うちへ帰ってからいろんな料理に入れてみました。
ホウトウ
カボチャをはじめ、ネギ、だいこん、にんじん、小松菜、それにシイタケと舞茸、
そうそう、収穫したゆずも入れて香りも楽しみました。
ちょっとカボチャが煮崩れてしまいましたが、
カボチャの甘味が入ると、ほっこりします。
豚汁
次の日は、豚汁。
本当は、料理名は芋煮にしようと思ったのですが、
残念ながら里芋が少ししかなかったので、芋煮というにはおこがましくて
豚汁となったのです。
芋煮の場合は、仙台では肉は豚、汁は味噌汁
山形は、牛肉に醤油味のすまし汁ということになっているのですが、
この日は、ホマレ姉さんのレシピだったので、豚肉に醤油味のすまし汁となりました。
里芋、ごぼう、ニンジン、ダイコン、こんにゃく、ネギ、それにシイタケ
最後におしゃれに糸唐辛子とゆずを散らしました。
寒い日には、これですよね。
栄養も満点で、本当に体が温まりました。
舞茸丼
3つ目は、舞茸丼です。
山で買った舞茸は、普段スーパーで見かけるものと比べ
3倍くらいの量が入っていました。
ホウトウに入れても、まだたくさん残っていたので、
今回は、ホマレ姉さんのレシピにあった舞茸丼を作ろうと決めました。
小麦粉とベーキングパウダーを混ぜたものを使うところが
普段の天ぷらの粉と違いました。
天つゆは、便利つゆを出汁で割って使い
キムチ用の韓国の唐辛子を振りかけました。
舞茸は食べた人が舞い上がって喜んだというところからつけられた名前だと
どこかに書いてありましたが、
味がとってもいいので、舞茸だけなのに、満足しちゃいます。
キクラゲと玉子の炒め物
最後は、キクラゲを使った炒め物です。
めったにキクラゲは、使ったことがありません。
中華料理に玉子との炒め物があったような気がして、
炒め物にして、味付けは、オイスターソースを使いました。
あと、春雨が残っていたので、
別に春雨とキクラゲの中華スープを作ってみました。
キクラゲは、また挑戦してみたいです。
大事なものをたくさん含んでいるにも関わらず、カロリーはゼロ。
キノコの中には、免疫力をあげ、癌にも効き目があるような力を持ったものも
あるという話です。
旬なものをいただくのには、意味があって
秋のこの時期キノコをたくさん体内に摂りこんで、
体の調整をしていくことは大事なことのようです。