日本大通りより

 豪華客船「飛鳥Ⅱ」

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 朝、山下公園へ向かう通りから、飛鳥Ⅱが大さん橋に帰港しているのが見えました。いつも、日本大通りから船が見えるこの道を覗くのが楽しみです。前回のにっぽん丸は、こちら側に頭を向けていましたが、飛鳥は、なぜか船尾がこちら側へ来ていました。

 この飛鳥Ⅱは、日本郵船の子会社郵船クルーズの船で、横浜港を母港にしています。 総トン数 約50000トン、長さ240m、船幅29,6m、11階建て、乗船定員800名、乗組員440名で、前回のにっぽん丸に比べると一段と大きく、動く白い要塞のようです。

 夕方、ちょうど出航の合図の汽笛が聞こえたので、また大さん橋へ行きました。時間があったので、ベイブリッジを通り抜けるまで見ていました。

 船の前と後にタグボートを従えて進んでいきます。東京湾は、船の往来が多いので、大きな船は水先案内のボートを従える約束になっているそうです。

 このタグボートは、昨年のジプリの映画「コクリコ坂から」に出てくる少年のうちの父親の仕事でした。朝、通学の自転車と一緒に本牧まで乗せてもらっていたシーンが思い出されます。

 小さくてぼけていてわかりにくいですが、この巨大な客船が橋をくぐっている写真も貼り付けておきます。

 因みに、クィーンメリーⅡ世号は、ベイブリッジができた後に就航したようで、ベイブリッジを潜り抜けることができないので、横浜へ寄航する時は、大黒ふ頭(貨物船用)へ接岸するそうです。

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