この時期、姿形がよく似ていて、これもどっちだったかなと迷う花があります。
下の写真は、先週の金曜日に行った隣花苑の庭に咲いていた「ビョウヤナギ」です。
花は黄色で花びらは5枚ですが、一枚一枚がちょっと離れてついています。
ぐうんと伸びたおしべがたくさんあるのが特徴ですね。
葉は、ヤナギの葉のように長細く、付き方も二枚ずつ対になり、交互に角度が違っています。
今度の写真は、同じ日に三渓園の庭に咲いていた「キンシバイ」です。
花は、黄色で花びらも5枚ですが、花びらが隣同士くっついています。
おしべの本数は300本とも言われるくらい多いですが、ぐうんと伸びてはいません。
葉は、少々丸い形をしていて、二枚ずつが対になって規則正しく並んでいます。
漢字で書くと、金糸梅。確かに金色の糸がたくさんあり、花びらが梅のような形です。
実は、金糸 ということからビョウヤナギの長く伸びたおしべの方が金糸梅だと思い込んでおりました。
覚えられない花もあり、勘違いしていた花もありの お粗末でした。