ウバユリ
このウバユリも、タマアジサイと同じころ
林の中に白い花を咲かせています。
ちょっと色も地味で華やかさがないので、
ウバユリというのかと思っていましたが、
知人がだんだん球根が小さくなっていくか、
花がだんだん小さくなってくるからではないかというので、
ウィキペディアで調べたところ、
里芋の葉のような丸っこい葉が
ちょうど花が満開になる頃、
枯れて消えていくからだそうです。
歯のない姥にたとえたということです。
もう少し、気の利いた名前はなかったのでしょうか。
白くて、しかも小さい。
ますます地味な花、
ヤブミョウガです。
ミョウガと葉が似ていますが、普通は食べることがありません。
この花は、とっても奇妙で、雄花と雌花がある両性花と
黄色い葯の付いた雄しべが目立つ雄花だけの花が
同じ花穂につくのです。
珍しい花ですが、林のような薄暗いじめっとしたところには
どこにでも生えています。
近頃、老眼と乱視が進んで、
ピントが合っているのかどうかが見分けられず苦労しています。
この黄色い花は、キンミズヒキ。
ようやくピントが合いました。
赤い普通のミズヒキも生えていますが、
もっと花が小さく
ピントが合いませんでした。
金さん、銀さんでおめでたくと思ったのですが
白いギンミズヒキを見つけることはできませんでした。
これは、山へでも行かないと
今では見つけられないかもしれません。
最後は、サルノコシカケ。
立ち枯れたもみじの木についていたものです。
小さいのは見たことがありましたが、
これならサルもゆっくりと腰かけられそうです。
表面は白いですが、中は、茶色と白がまじりあった感じです。
霊芝と呼ばれるものだと、
漢方としていい薬となるようですが、これはどうなのか?
でも、においは食べられるキノコのおいしそうなにおいでした。
キノコは、よく知らないとこわ~いので
持ち帰らず置いてきました。