27日(木)は、洋裁教室へ行くので、
いつものように本町通りを歩きました。
白い雲一つない青空で、県庁前の日本大通りは、イチョウが黄金色に輝いていました。
歩道には、スケッチをする画家さんやカメラを手にする人たちで、にぎやかでした。
時間が迫っていて私は、ゆっくりしているわけにもいかず、先を急ぎました。
午後三時半には、山下町の教室を後にして
開港広場に出ました。
開港広場というのは、1854年に日米和親条約を締結した跡地で
その歴史を記念したモニュメントが立っているところなのです。
今日の広場は、イチョウの絨毯で黄金色です。
夕焼けの光が向こうのビルに反射して紅葉した木々を照らし出しています。
広場の隣に石造りの開港資料館があります。
やはり横浜が開港した当時の資料を展示する施設です。
ここに絡まるツタは、真っ赤に色づくので11月末になると、
毎年一回は、見に来るのを楽しみにしています。
今年も、見事に色づいていました。
最後の一枚の葉になるのは、どの葉っぱなのでしょうか。
もうしばらくして、また来てみましょう。
開港資料館の庭を抜けると県庁前に出ます。
まだまだいました、にわかカメラマンが。
でも、それほど見事なイチョウなんです。
この道をまっすぐに歩いていくと、横浜公園へとたどり着きます。
夕焼けに染まったイチョウは、ますます黄金色に近づいていきます。
横浜公園に着きました。
もうだいぶ暗くなっているので、光が足りなくて、ボーっとした写真ですが、
公園の中にある日本庭園です。
水に赤いもみじが映り込んでいます。
今年もまた鴨さんが、やってきています。
何だか不思議な色の水の上をお散歩中のようです。
不意に汽笛が聞こえました。
いつものように、ボー、ボー、ボーと3回。
時刻は午後4時。
横浜が母港の飛鳥Ⅱです。
私は、この汽笛の合図が聞こえると
何にも増して、横浜にいることをしみじみ実感します。
冬場は、豪華客船も寄港が少ないので、とてもラッキーな気がします。
洋裁教室で作ったのは、ポンチョ。
ワンデーレッスンで作れる簡単なものですが、
ものを作っている時は、ほかのことを考えることはなく
無心でやれるのでできた時は、すごくすっきりとします。
小花柄の薄手のコーデュロイの生地でタートルネックのセーターの上に着ると
温かいだろうと思います。(それにしてもこの写真ひどいピンボケですみません)