オープンエアーのダイニング。
この日の朝食は、私一人。
テーブルには、麻のランチョンマットがセットされていました。
この日の朝のメニューは、タイスタイルのお粥 です。
お粥には、豚の挽肉ととても色がきれいなニンジンが入っていました。
それに、空芯菜の炒め物 と フルーツ(この日は、バナナとスイカ)、食後にコーヒーか紅茶がセットになっています。
お粥を頼むと必ずこの薬味と調味料が一緒に付いてきます。
左上から、ナンプラー、トマトが入った酢、真ん中がよくわからないのですが、
ふりかけのようなもので、ごまやかつお節や小さな干しエビのようなものが入っているみたいで、旨みがあります。
右側は、シャンツァイの根の部分?と葉だと思います。
これらを入れて、お粥の味を自分好みに作ります。
さっぱりとしていて、朝ごはんにはもってこいです。
ダイニングのすぐ横には、プールがあります。
2009年に公開になった映画「プール」(大森美香監督)は、この hoshihana village を舞台にしているので、しばしばこのプールサイドが登場しました。
この映画のキャッチコピーは、「理由なんて 愛ひとつで十分だ」。
自分の生き方に素直でありたいというメッセージは、私自身にしっくりきます。
プールサイドで、小林聡美が自分で作詞、作曲した歌「君の好きな花」を、
ギターを抱えて弾き語りをしたシーンが印象的でした。
お昼は、注文をしていなかったので、
この私設ソンテウ「プール号」に乗って、
10分ほどの距離にある 「ハンドン市場」まで出かけて
調達してくることにしました。
この日は、私一人しか乗らなかったので、貸し切り状態。
11時半に出発して11時40分過ぎには到着。
市場出発は、午後1時なので、それまでこの市場を見学したり、食事をしたり、買い物をしたりできます。
入口には、野菜がいっぱい。
緑の丸ナス、キュウリ、レモングラスの茎、ショウガ、シャンツァイ、すごく長ーいインゲン‥‥‥
肉と魚は、ビニールのカーテンで仕切られていて、
ハエなどの虫が入ってくるのを防いでいるのかなと思いました。
沖縄あたりの市場でも見かけますが、豚のお顔はインパクトがあります。
きっと一頭仕入れて切り分けて塊ごと売るのだと思います。
このお肉屋さんの女性は、ちょっと疲れた怖い顔をして
豚の肉をよく切れそうな包丁でたたき切っていました。
写真を撮っていいか聞くのもためらわれましたが、一応お断りをし、頷いてくれたので、豚のお顔を写させてもらいました。
これだけじゃよくわからないと思いますが、
ココナッツミルク絞り器です。
左側の口からココナッツの中身を入れ、真ん中の下の丸い管から白いミルクが絞り出され、ピンクのバケツに集めます。
絞りかすは、右側から出てくるという仕組みになっています。
写真を撮ろうと思った時には、絞り終わってバケツからビニールの袋に詰められたところでした。
ココナッツミルクのフレッシュを飲んでみたいなと思いましたが、
ビニールのミルクがすごい量だったので、ちょっと分けてなどといえませんでした。
結局、チェンマイソーセージを半分の長さに切ってあったのと、
隣で売っていたゆで野菜を二把と
ミカンを三種類混ぜて買ってきてお昼にしました。
ご飯は、前夜食べきれなかったご飯を冷蔵庫に入れておいたのがあったので、
これだけでお腹は十分でした。
チェンマイソーセージは、ニンニクをはじめいろんな香辛料が入っているので、しばらくは、その臭いが口に残りますので、要注意です。
手作りというのは、とにかく美味しいです。
混ぜ物や保存料だとかとにかく添加物も入っていないので、とっても安心して食べられます。
それに、好みの長さで買えるところも〇です。
青菜と長いインゲンは、ちゃんとゆでてあって
旅行中は生ものが食べられないのですごくありがたかったです。
夜は、頼み忘れていたので、(前日の3時までに頼んでおかなくてはいけません)
それでも作ってもらえる タイ風海鮮スパゲティ にしてもらいました。
エビやイカ、昼間見た長いインゲンとニンジン、それに不思議な緑の粒(これがなんだかわかりません)の野菜が入り、ナンプラー風味で、タイバジルが香ります。
1人きりの夕ご飯。
デザートにフルーツサワークリーム(手作りで、ドライフルーツやナッツがたくさん入っていて絶品)を食べて、寂しさを紛らわせ、気持ちを上げました。