昨日は、久しぶりに晴れて気持ちのいい朝でした。
窓の外から大きな鳥の鳴き声が聞こえてきます。
「あっ、これは。」
自己主張の激しいこの鳴き声は、
ガビチョウに違いないと窓を開けて探しました。
運よく手前の桜の木の梢近くにいたので
すぐに見つけることができました。
これまで、八王子の友だちの家にいる時も、奥多摩に行った時も
鎌倉でも割と近くで目撃をしたのですが、
写真を撮れたのは、初めてです。
けれど、画眉鳥の名前の由来となっている目のまわりが
桜の花に隠れてしまっています。
目のまわりがメジロのように白く、しかもアイラインを引き損じたように
上の瞼から額の横にかけて白く伸びているのです。
白いラインが伸びているところ、お分かりでしょうか。
いよいよこの鳥も、横浜へ進出です。
しばらく聞いていると、ウグイスやらヒヨドリやらシジュウカラなど
幾種類もの鳥の鳴き声の物まね大会でもしているように鳴くのです。
七色の声を持っているというので、中国でその鳴き声が珍重された鳥です。
日本にもペットとして輸入されてきましたが、
近頃では、人気がなく売られていないそうです。
あまりに大きな声で鳴くので、飼い主が逃がしたものや、
かごから自ら逃げたものなどが野生化したのだといわれています。
私も、はじめは、あまりにきれいに鳴くので
どんな姿か見たくて仕方がありませんでしたが、
あまりに声が大きくてちょっと興ざめしています。
大きさは、ヒヨドリをちょっと太らせたくらいの大きさです。