先週の木曜は、新大久保、巣鴨散策。
金曜日は、学生時代の女子グループで下町散策でした。
案内してくれる人が下見をしているうちに、自分がはまってしまって
なんと4回も下見に行ってしまったと言っていました。
地下鉄の清澄白河駅で下車して、まず行ったのは、「清澄庭園」です。
その昔は、江戸の豪商紀伊国屋文左衛門の屋敷跡だったものを
明治になって岩崎弥太郎が取得し、「回遊式林泉庭園」として完成させたそうです。
現在は、都の公園協会が管理をしています。
それでは、ご一緒に回遊して参りましょう。
池には、すでに渡ってきたカモたちが浮かんでおりました。
まだ紅葉には早いようで、池の反対側のハゼの葉だけが赤く色づいています。
かもさん、お通り。
カルガモさんが2羽、芝生の上をちょこちょこと歩いております。
池の反対側に回ってきました。
ツワブキの花盛り。
パチパチはぜる花火のようです。
池の中の島にアオサギさんもたたずんでいました。
11月だというのに、フジバカマがまだ咲いていました。
残念ながら、アサギマダラは、いません。
もう南へ渡って行ったのかもしれません。
この庭園には、いろんなところから運ばれてきた名石も配されています。
この石には、芭蕉の有名な句が刻まれていました。
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
芭蕉は、この辺りに庵を構えていたので、
この地域ではスターですから、街のあちらこちらに句碑があります。
池を4分の3ほど回ってきました。
この赤い実は、ネズミモチです。
モチの仲間ですが、この時期紅い実をたくさんつけるので
モチはモチでも、華があります。
遠くから見ていると、頭の茶色いのは、ヒドリガモくらいの知識しかないので
よくわからなかったのですが、大きくするとちょっと違うようです。
アメリカヒドリ?かも。
ふかふかとしたこげ茶色のフリースのような首が暖かそうです。
マユミですね。
しばらくピンクの洋服に包まれて、満を持して中から赤い実が出てきます。
築山の石の塔にも鳥が。
黒い鳥なので、たぶんカワウでしょう。
しばらくじっとしていたので、置物かと思ってしまいました。
そろそろ元の位置に戻ってきました。
ウイークデーでしたので、人が少なくて
のんびりとした散策ができました。
水があるというだけで、
いろんな種類の鳥がやって来ているのでびっくりしました。
この庭園は、都会のオアシス!
次回につづく。