元気がもらえた講演会

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 昨日は、午後5時から憲政記念館で行われた

「小林 節」さんの 講演を聴いてまいりました。

 会場は、すでに満員で、会場の端の通路に座りました。

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 遅刻をしたのですが、いろんな方々のご挨拶が終わったところで

ちょうど「小林 節」さんが登壇されたところでした。

 有名な憲法学者さんですので、お名前は知っていましたが、 

実際にお顔を間近に見るのは 初めてです。

 今回の安保関連法の廃案へ向けて安倍政権を終わらせるためにも

今必要とされているのは、夏に行われる参議院議員選挙をどう戦うかかだ

という内容が話されました。

 

 野党が共闘して、32ある一人区をすべて野党が共闘して候補者を立て

選挙に勝つことがこれからの展望を切り開くはず。

 「あの党とは、同席できない。」などと言っている場合ではない。

 そういう党なら、安倍政権となら同席できるのかと言ってやりたい。

 とにかく、市民レベルでは一致協力して「野党は、共闘!」と言っているのだから

それをやろうとしないのは、すべて党の責任だ。

 どこを向いて政治をやろうとしているのか、よく考えてもらいたい。

 

 こんな趣旨の発言でしたが、彼の話は、常にポジティブな内容で

しかも話の中にユーモアを入れ込みながら話されるので、

本当に聞いていて楽しいし、元気が出てきます。

 

 もう一つ私が気になったのは、

彼が今八王子市長選挙に入れ込んでいるという話でした。

 私は、8年前まで八王子の市民であったし、友だちもたくさんいるので

当然気になります。

 八王子市は、東京の西部に位置する人口が50万近くの市です。

 旧い体質の自治体でしたが、ここ30年くらい前から丘陵地を開発してできた

ニュータウンの住民が加わりました。

 開発開発で進んできた市の行政が 

真剣に選挙で問われた経験が未だありません。

 前回の市長選では、投票率が30パーセント。

 低率でしかもそのほとんどは、自公の組織票だといわれています。

 あとの70%がこの選挙にどうかかわるのかがカギを握っているのです。

 投票さえしてくれれば、本来の選挙として闘えるはずです。

 今回「五十嵐 仁」さんという素晴らしい方の立候補を得たそうですし、

しかも野党が共闘する体制が整ったのですから

これは、頑張れば勝てる選挙だと思いました。

 宜野湾と八王子で市長選に勝てば

自民党に好き勝手ができないことを示すいい機会になるはずです。

 小林さんは、今までに2回、あと3回八王子へ応援演説に行かれるのだと

おっしゃっていました。 

 投票日は、24日です。

 あまり日にちもありませんが、私は、自分のできる範囲で友人知人に

メールや電話でとにかく投票に行ってほしいとお願いしたいと思っています。

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 憲政記念館での講演が終わった後は、

衆議院議員会館前の歩道での  

1・19総がかり行動委員会主催のデモが行われました。

歩道の脇には、昨日の雪が残り、半月が輝く本当に寒い夜なのに、

国会図書館前から議員会館前を過ぎ、坂の下の方まで

参加者があふれていました。

 参加者は5800人だとのこと。

 国会開会の4日よりもずっと増えていました。