8月9日、いつものようにスポーツセンターの帰りに川をのぞくと
タオルで汗をふきふき歩く私をしり目に、
カルガモくんがすいすいと気持ちよさげに水泳中です。
ひい、ふう、みい、よう、いつ、5羽いました。
カルガモくんは、縄張りとやらはなくって、いつでも自由にこの渡り石を越え、
観音橋の向こうへも出向きます。
川っペリに下りてみました。
いつもはウナギ釣りに情熱を燃やす男性が、今日は釣糸を垂らしていないので
ハクセキレイがお散歩中です。
小股で素早く歩く姿に特徴があるので、
尾を上げ下げしながらツツツツーと歩く鳥は、セキレイだとすぐにわかります。
今日は、満潮から少し時間が経った潮加減。
ホシくんは、予想通りいつもの弘岡橋の先にある浅瀬の定位置にいました。
今日のお供は、久しぶりのカワウくんです。
カワウくんも何となく冬羽より、首の辺りが白っぽいなあ。
カワウくんは、水に入ったと思ったら、
得意の潜水で一気に潜ってどこかへ行ってしまいました。
待ってえ、ホシくんもカワウくんを追いかけて水に入ったものの、
カワウくんの潜水には付いていけません。
僕を見て!
片羽だって羽ばたけるんだぞ。ちょっと迫力に欠けるけどね。
カワウく~ん、どこにいるの~
あっちを見ても、こっちを見ても見つけられません。
ホシく~ん、代わりにやってきたのは、カメの大吉君です。
あれあれ、カメの中吉君もやってきました。
せっかく追いついたのに、ホシくんは、知らんぷり。
待ってよ、待ってよ~。
ホシくんは、カメくんより泳ぎが達者なのをいいことに
カメくんの横をすり抜けて、ちっとも待ってはくれません。
カメの大吉君、中吉君小さな足を4本動かして一生懸命です。
もう一息だよ、がんばれ~
冷たいなあ、ホシくん。
カメ君たちを置き去りにして、一人弘岡橋の方へ立ち去っていきました。
ホシくんは、カメ君たちと、浅瀬に一緒にいる時間が長いはずなのに
親しみが湧かないみたいなのが不思議です。
片思いって、なんだか切ないですね。