お彼岸前からお墓参りへ行こうと思っていたのですが、ずっと雨続き。
ようやく26日の月曜日に天気もよくなったので行ってきました。
秋ですねえ。
道々見つけた、シュウカイドウとシュウメイギク、
まだヒガンバナもきれいに咲いていました。
上を見上げると、竹の黄緑の葉が気持ちよく揺れていました。
久しぶりに見る青い空、何と気持ちの好いことか!
由比ガ浜通りの六地蔵さん、赤い帽子と前垂れは、ヒガンバナに負けていません。
いつも歩いているのに気づかないことってあるんですねえ。
鎌倉のマンホールはちょっとモダン。
昼過ぎに到着したので、お墓へ行く前にまずは腹ごしらえ。
「香菜軒」。 道の反対側のお風呂屋さん。
「香菜軒」は、練馬で長くカレーのお店を営んでいたとのことですが、
この5月末、鎌倉のご実家の庭先にテイクアウト中心のお店を開いたのだそうです。
門を見てもわかるように、手作り感満載のお店です。
場所は、材木座の水道道近くで、鎌倉で唯一のお風呂屋さんの通りの反対側。
カレーが中心で、あとは、ベジタリアン仕様の定食があります。
前回カレーをいただいたので、今回は、定食にしました。
まず、ピーナッツカボチャの冷製ポタージュスープ。
上にシナモン、バジルオイル、ブラックペッパーがのせてあるところなど
抽象画を描いているようで素敵です。
一つ一つスプーンですくいながら味わいます。
ワンプレートにしたおかず。
ゆでカボチャ、酢漬けのミョウガ、ピーマン炒め、
おから、ひじきを中心にした春巻き、きんぴらごぼうクミン風味、キュウリの中華風
シイタケとレンコンの煮もの、ミニトマトの塩麹和え、エノキだけの醤油漬け。
もちろんすべて手作りの惣菜ばかりです。
このお皿だけで、15の食材が使われています。
スパイスを加えたりして、いい意味で裏切ってくれる驚きがありました。
ご飯は、七分づきか玄米か選べますが、私は、この小豆入りの玄米にしました。
香の物一つとっても、色美しく丁寧に仕事をされていることがよくわかります。
デザートは、別注文です。
白ごまブリュレは前回いただいたので、今回は、ブラウニー。
刻まれた金柑とオレンジの皮が入っているところがとても美味しいと思いました。
飲み物は、穀物コーヒーにしました。
人通りの多いところではないので、通りがかりでというのは難しそうですが、
体に優しく美味しいお店なので、繁盛してほしいなと秘かに応援しています。
テイクアウトが基本ですが、店の中に3,4人座って食べるスペースがあるので
私は、もっぱらお店で食べさせてもらっています。
お墓に植えてある金木犀に蕾がついていました。
今日あたり、うちの近くで金木犀が香っていたので、
この金木犀も咲いているだろうと思っています。
香りの秋ですね。