節分草
2月3日、節分。
ようやく入院していた母が退院して、
私のめまい症もどうやら治まりました。
冬と春の季節を分ける節分が我が家にもやってきました。
退院した帰りに子ども植物園に寄ってみたら
枯れ葉の中にセツブンソウが咲いていました。
なんとタイムリーな花なんでしょう。
花(本当はがく片)の色は、白くてシンプルなのに、
真ん中に集まったおしべとめしべの色合いの素敵なこと。
福寿草 雪割草
本来は、3つとも厳しい冬を雪の下で耐え、太陽の光を感じて、
地面を割って出てくる力強さを持った植物です。
やっぱり2月は、空気は冷たくても光は春なんですね。
体調が悪いと、こうした野草の力強さにあやかりたいと切に思います。
ところで、めまい症の件ですが、3日の朝、突如治まりました。
前日の朝、耳鼻科の予約があったので、時間に遅れそうなこともあり
ここで走ってみようかと坂を駆け下りてみたのです。
診察でだいぶ良くなっているとは言われましたが、
この朝はまだ起きる時に目の前が90度くらい回転していましたので
また同じ薬が処方され、様子をみましょうということになりました。
一体いつ治るのか見通しが立たないのは嫌なものです。
ところが3日の朝は、母の退院の準備もあるので
いつもより早く起きたのにも関わらず、アッと思ったら、めまいがしなかったのです。
心当たりは、前日の坂の駆け下りのみ。
やっぱり医者が言った通りだったのかもしれないと思いました。
今頃、耳石は、三半規管のリンパ液からジャンプしたのか、泳いでいったのか
元の居場所に戻って、安堵感に浸ってすやすやと眠っているのやもしれません。
一件落着。
いや母も退院したので、2件落着です。