長い間ご無沙汰をしておりました。
壊れたパソコンの代わりのものを買ってセットアップできたので
今回は、4月に行った高尾山のことを記事にしました。
3月に予約を入れたものの、お天気が心配でしたが
この日は申し合わせたような好天に恵まれ、ふもとでは盛りを過ぎた桜がちょうど
見ごろを迎え、何もかもが素敵に見えた日でした。
ケーブルを降り、ゆっくり歩いて40分。
薬王院の玄関に着きました。
迎えてくれたのは、天狗さん。
上には大きな天狗の面が取り付けてあるのですが、
ここに立っておられる天狗さんは、三頭身、しかも私の腰の高さくらいなので
お会いした時から、私は「ちび天狗さん」と呼ばせてもらっています。
よく磨かれたすべすべの長い廊下を歩いて個室に案内されました。お参りするところ
と違って、庫裡のある建物は、築100年のものだそうで、黒光りした柱や床に重厚感
を感じます。
頂いた精進料理です。
中には、魚の刺身や焼き物をイメージするような料理もありますが、
動物性のものやニンニク、ラッキョウ、ねぎ、ニラ、あさつき(玉ねぎも)など臭いの
強い食材も使われていません。
いろいろ工夫がなされていて、これだけ用意するのはとても時間も労力も必要だろう
なと思わせます。これだけ食べればお腹がいっぱいではちきれそうになります。
私は、奇を衒ったものよりは、春の山菜のてんぷらや蕗みそ、ゴマ豆腐のような
古典的な精進料理が好みです。
(ついでに料金もお知らせすると、この写真のものは3,900円ですが、2,900円のものもあります。当日予約なしで食べられるのは、そば御膳1,900円です。)
次回も高尾山から