今年に入ってもう2回中華街での会食をしたが、
今月の17日にも3回目の食事会が予定されている。
今回は、全員参加だと6人なので予約をしたい。
ゆったりとした空間でおしゃべりができ、加えて少な目でしかも美味しいというニー
ズにも応える必要がある。
いろいろ考えて、ゴールデンウイークに入る前に下見がてら萬珍楼點心舗へ行って
みることにした。
萬珍楼の本店は何回か利用したことがあるが、その裏にある「萬珍楼點心舗」には一
度も行ったことがなかったからだ。
去年あたりからここで「朝がゆ彩セット」を出している宣伝は見たことがあったので
中の見学がてら行ってみることにした。
上の写真がその「朝がゆ彩セット」である。
白がゆのほかに蒸籠に入った餃子とシュウマイが1個ずつ、チョウフンに炒り卵が載
ったもの、あとはおかゆのお供になるザーサイや青菜とブナシメジの炒め物など3品、
これにポット茶が付く。
*「チョウフン(腸粉)」というのは、初めてだったので、白いぷにぷにしたものが何なのか後で聞いてみたら、米粉とか片栗粉とかいくつかの粉を練って火を通したものだと聞いた。 香港などでは、朝食によく食べられるものだとのこと。
朝から中華街で食事をすると、香港かどこかへ来た気分に浸れる。そういう意味でも
この「朝がゆ彩セット」を一度食べてみるのはお勧めだ。(ここは、消費税のほか、サ
ービス料10%かかる店だが、この朝がゆセットは1400円のみ。)
朝がゆは、金、土、日は、朝8時から11時まで。火、水、木は、11時から12時
まで。昼にはセットは提供していない。(月曜日は定休日)
肝心の店の様子である。
照明を落としてガラス越しの灯で雰囲気を出している。天井が高く広々とした空間を
感じるし、テーブルやいすもちゃんとした木を使い、テーブルとテーブルの間隔も広め
に取ってある。
蒸籠に入った餃子と焼売が美味しかったので、今回は、ここにしようかと考えてい
る。
ここは、點心が得意な店なので、予算があったらいろんな點心を食べたいものだ。
せっかく出てきたので、ブランチを済ませた後、バスで海の見える丘公園まで行って
「神奈川近代文学館」を訪ねた。本屋さんに帰って来た橋本治展の割引券をもらったか
らだ。
まるで知らなかった文筆家だった。唯一聞いたことがある本の名前は、「桃尻娘」。
イラストレーターでもありセーターやカーディガンのデザインをして編み物までする
マルチな人だということも知った。(6月2日まで)