パッションフルーツ (完熟) (4、5日追熟させたもの)
日曜日に、お店で勧められ、一度八丈島へ行った時に食べたきりのパッションフルーツを買い求めました。奄美大島で減農薬栽培されたものだそうです。中身は、ざくろかあけびのように種が多く、種のまわりに付いているとろっとしたものは、果肉というには寂しい・・・・・と食べるには魅力に乏しい果物だなと思っていました。
ところが、一口食べさせてもらったところ、果物が放つエキゾチックな強い香り、酸味と甘味のバランスのよい濃い果肉の味は、やはりグラッと来る魅力がありました。
完熟して木から落ちたものを送ってくれるのですが、そのままだとちょっと酸味が強いので、右の実のように皮にしわしわができてゴルフボールのようになるまで待つと酸味が少なくなって美味しさが増すのだそうです。
ところで、日本では、花は三本のおしべを長針、短針、秒針に見立て、トケイソウと言われて親しまれていますが、食用のトケイソウは、クダモノトケイソウという名前で呼ばれているそうです。
英名では「パッション フルーツ」というので、その情熱的な香りと味から付いたのかと思ったら、パッションには、「受難」という意味があるそうです。この花の子房柱を十字架に、三本のおしべを釘に、ガクと花びらを合わせて10枚あるのを弟子の数に、ひげを鞭に・・・・見立て、宣教師たちが南米で布教する時に利用した花でもあるそうです。(Wikipediaより)
もう少ししわが増えてゴルフボールになるまで、部屋に広がる香りを楽しみたいと思っています。