先日駅の掲示板にこのポスターが貼ってあったのを見て、急にこの3匹の動物に会いたくなって野毛山動物園に行って来ました。
左側のフタコブラクダ
青森県で生まれてやってきたので、「つがるさん」と名づけられたようです。現在38歳、人間の年にすると100歳くらい。みなさんから愛されて、この動物園の顔といっても過言ではありません。ただ、寄る年波で眠っていることが多いそうです。このときもえさが来ているのに、横になって眠っていました。
この後、むっくりと起き上がって、後ろにあるえさを食べようと前足を折り曲げたまま後ろ足だけ立てて方向転換してえさを食べ始めました。足を立てようとするときにボキボキッと関節の骨の音がするので、大丈夫かなと思いました。
真ん中の レッサーパンダのオス
えさの笹をひとしきり食べていましたが、そのあと、このホームグランドの中をぐるぐると歩き回り、石などにおしっこをひっかけたり、木によじ登ったりしながらお散歩。
やっと落ち着いてカメラ目線になったかと思ったら、この後すぐに顔を体にうずめて、眠ってしまいました。この写真のパンダは、オス。メスは一回り小さくてやさしい顔立ちです。オスのように活発に動き回りません。その辺は、動物世界共通なんですかね。この2匹、オスは、「海」、メスは、「きんた」と動物園のホームページを見たら書いてありました。ちょっと変わったお名前だなと思いました。むくむくした毛並み、そのしぐさ、いつまで見ていても飽きません。
一番右のアムールトラ
ロシアのアムール川近辺に住んでいるトラです。群れを作らず、単独で暮らしているネコ科最大の動物だそうです。こんなボールをかかえているところを見るとなんだか大きなネコっていう感じがしてきます。アフリカ生まれのトラではないので、チンパンジーが寒そうに背中を丸めていましたが、このトラは平然としていました。
来年はヘビ年なので、ちょっとご挨拶をと思ったのですが、「本日暖房装置故障のため、見学できません」とのおふれ。この寒さを乗り切るので、動物たちもなかなかたいへんそうです。
野毛山動物園は、桜木町から徒歩15分くらい。見晴らしのよい山の上にあります。入園料は、基本ただですが、カンパを募っています。