縁起物の植物

万両

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千両

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 お正月なので、縁起物の赤い実を撮りました。

 実家の庭に生えている万両と千両です。

 千両の方は、お正月になると縁起物の花材として花屋さんでよく見かけますが、万両の方は、茎が固く太いので花材に向いていないのか、寄せ植え用に植木鉢でしか見ることはありません。

 この二つは、実の付き方が違います。

 万両(ヤブタチバナ)は、葉の下に付き、千両(クササンゴ)は葉の上に付きます。上についているほうが小鳥などに食べられやすいので、万両より早く実がなくなります。使う場合には、食べられないように、ネットをかけてお正月に使えるようにするといいそうです。今季は、千両の実の付き方がよかったようで、まだたくさん残っていました。

 実の付き方が多い順に名前がついたという話ですが、千両よりも少ない百両(カラタチバナ)と、十両(ヤブコウジ)、一両(アリドウシ)というのもありますので、参考までに。

 少ないですが、万両には白い実がなるのもあり、寄せ植えに紅白で植えてあるのがあります。いかにもおめでたい感じがしますね。

  昨日は、屋根の修理をするので高いところに上って仕事をしていました。午前中は、晴れていましたが、午後になると黒い雲が空を覆い、白い雪がほわほわと舞い始めました。幸いすぐ止みましたが、箱根は雪が結構降ったらしいです。駅伝の選手が二人棄権をしたそうですが、かなり気温が下がったのでしょう。

 今日は、一日抜けるような青空でした。