今日は、関内のレストランでコンサートがあったので、帰りに春節を迎えた中華街へ足を伸ばしました。
まず関帝廟へ行きました。いつもきらびやかな飾りの関帝廟ですが、今日は、赤い大きなちょうちんがいくつも吊り下げられて一層赤い廟になっています。赤は、中国の人ばかりでなく、人の気持ちを高揚させてくれる色です。赤い映像が印象的だった「赤いコーリャン」という映画を見たことを思い出しました.。廟の両側で太くて長いお線香が今日は一層煙を出して燃えていました。
次は、山下町公園の隣にあるもう１人の神様をお祀りしてある媽祖廟（まそびょう）へ行きました。中華街に来ても関帝廟には行って記念撮影をして帰る人が多いですが、こちらは素通りの人が多いように思います。媽祖様は、海の安全を守る神様で、かつては海を越えて旅に出るときは必ず無事を祈願するためにお参りしたそうですが、この神様も家内安全などいろんな願いに対応してくださるようなので、中国の人はどちらにもお参りします。
線香に火をつけて、入り口の銅鑼をガンと鳴らしたら、真ん中の神輿をくぐって中に入っていきます。この神輿くぐりが厄落としの仕掛けになっているわけです。（厄落としの神輿くぐりは、今週いっぱいだということです。）いくつも厄を持つ身としては、くぐりたいのは山々でしたが、千円のお参りセットを購入して・・・というところで、今日は、厄より団子というところで、ちょっと早めの夕飯を食べにいくことにしました。
今日は、同發の別館に入り、バリューセット（チャーシュー麺、海老ニラ餃子、かにシュウマイ、ザーサイ、杏仁豆腐）１５００円にしました。同發は、本店の店の角のショーウインドーにいろんな焼き物が吊り下げられているのでご存知の方も多いと思いますが、肉の焼き物で有名なので、このチャーシューは美味しいです。チャーシュー麺のスープの味は、あっさり味の私好みでしたが、友達はもう少しこってりしていた方がいいといっていましたので、当たり前ですが味の好みは人それぞれだと思いました。
同發別館のお正月飾り 紅梅
きんかん
お店の入り口に春節の大きな飾りがドーンとおいてありました。紅梅の切花に採青（サイチン・お年玉）を入れる紅袋（ホンパオ）が枝という枝に下げらています。その周りにやはり紅袋をつけたキンカンの木が植木鉢に植えられてぐるっと囲んでいます。お店の人が紅梅とキンカンが中国のお正月に欠かせない縁起物の飾りだと話してくれました。
今日は、特別なイベントがあったわけではありませんが、赤い色のたくさんの飾りの中に中国の人たちのお祝いの気分を感じ取ることができました。
