今日は、年に一度のの乳がん検診の日。
第一回目の乳がん検診からずっと大船にある病院へ通っています。
今日は、朝の9時に受付。
マンモ、エコーと検査して、先生の診察は、ほんの1分くらい。
先生 「もう、17年も経ったね。」
私 「このごろは、友だちにも乳がんの人が多いんですよ。」
先生 「近頃はもう普通の病気になってしまったからね。」
私 「乳がんが多いのは、やはり食生活が大きく影響しているのでしょうかね。」
先生 「そうかもしれないね。」
そんな会話で診察は終わり。
会計を済ませると、11時半。
1分の診察に軽く2時間半はかかる計算だ。
待合室はいつも混んでいて、毎回びっくりする。
結局、私の場合未遂で終わりでしたが、一ヶ月に一回は、自己触診をお勧めします。
癌と疑われたものは、小豆粒くらいのこりこりとした触感で、意外と固くて小さいです。
手術体制で生検までした日、あと5年生きられればいいかなと思いつめた時から、17年も経ちました。
近年になくきれいな街の紅葉を眺めることができて、幸せなのですが、もっと大事に生きなければと思った日でもありました。
大船から根岸線で関内へ出て、いつものように山下公園まで歩く道々、公園や大通りの並木の紅葉を眺めました。
横浜公園のケヤキ。右は黄色、左は赤。
今年のケヤキは、どこもきれいに色づいているのが特徴です。台風の塩害が少なかったからだといわれていますが皆様のところではどうでしょうか。
ケヤキの赤は特に見事です。何の紅葉かと見まごうほどです。
横浜開港資料館の洋館の建物に絡まるツタ。そして、花壇に咲くピンクの凛としたバラ。
今、ここでは「ヘボン展」が開かれています。ローマ字のヘボン式を考案したヘボンさんは、幕末に日本に宣教医として来日し、33年間横浜に住んでいた人です。
日当たりの関係からか、とっても赤いツタを見つけました。素敵なマゼンダ色したこんな赤は、ほかの葉にはちょっと見られません。
ツタを見ると、木枯らしに、一枚、また一枚と落ちていくことを連想してしまいます。
オーヘンリーの「最後の一葉」の影響ですかね。
日本大通りのイチョウ並木です。左側は、県庁で、キングの塔が見えています。
赤に負けないくらいイチョウの黄色も鮮やかになってきました。
このところ、歩道に落ちて臭いが気になっていた銀杏もどうやらピークは過ぎたようで、下を向いて歩かなくてもよくなりました。
これは、開港資料館の隣の開港広場にある大きなイチョウです。一本でも存在感のある立派な木です。
風もなく穏やかな日和で、広場では、たくさんの人がスケッチをしていました。
後ろのカフェでコーヒーを飲む人の肩にはらはらとイチョウの葉が舞い落ちて・・・
いい季節になりました。
5時過ぎに洋裁教室から出ると、もう辺りは真っ暗。
街灯に照らし出された日本大通りのイチョウです。
イチョウの木の下の植え込みには、トナカイさんとクリスマスツリーの電飾が。
もうすぐですね、クリスマスも。