先日買って来た 「イイダコ」 。
横浜橋商店街には、鮮魚専門店が4,5軒あって、この辺りにはない珍しいものがあります。
このイイダコは、瀬戸内で育った父親が好きでよく食べていたのを目にしたことがあるのですが、自分で処理したことがありませんでした。
パソコン頼みでやってみました。
まず、頭の頭巾をめくって中の墨袋を除きます。
次に、目と目の間を切り裂き、小さな目を取ります。
その次に、足をめくって、真ん中の穴状のところを押して、くちばしを取り去ります。
最後に、足先を2cmくらい切り落とすのです。
その後、ボールに入れて塩をしてもみ、水であらってぬめりを取り除くと下処理完了。
お湯を沸かして、5秒くらい湯がいて水に取ります。
ゆでた後、頭と足の部分を切り分けておきます。
どうしてかというと、煮る時に、足の方は、時間をかけると固くなるからです。
イイダコと大根を煮るレシピが出ていたので、甘辛く煮付けてみました。
ゆで卵もあわせて煮汁につけておきました。
このイイダコ、小さいくせに下処理がいっぱいあって面倒だけれども、
できたこの煮つけは美味しくできてびっくりでした。
よくおでんに入れてあるのも納得です。
すごくいい出汁がでるのです。
後にあるのは、ごぼうを切って しょう油に一晩つけ、
粉をつけて油であげたものですが、これまた美味しいです。
スナック菓子のようにいくらでも食べられてしまうから不思議です。