アカ・アマ・コーヒー
チェンマイは、意外とカフェが多く、びっくりしました。ターペー門を出て新市街にはマクドナルドとスターバックスコーヒーがありますが、
旧市街には、まだアメリカ資本のものは入っていません。
このアカ・アマ・コーヒーは、チェンマイからもう少し北にあるチェンライ県のアカ族の青年が故郷で栽培したコーヒー豆をフェアートレードで販売、そして提供しているカフェです。
アマというのは、「お母さん」という意味だそうで、お店の壁や袋に彼のお母さんがモチーフとなったロゴが描かれています。
ターペー門から旧市街を西の方に15分くらい歩いたところにあります。
カプチーノを注文すると、ラテアートされたものが出てきます。
チェンマイの初めてのコーヒーは、香り深かかったです。
こちらは、ニマンへミンのリストレットというカフェのラテアートですが、
日本でも、ここまできれいなのはなかなか出てきませんから、
チェンマイのカフェのコーヒーは、豆の質も含めてレベルがかなり高いと思いました。
ふりかえると、黄色い衣を身にまとったお坊さんが来ていました。
お坊さんもコーヒーを召し上がるんだと 日本では、あまり見たことがないのでちょっとびっくりしました。
このカフェのすぐそばに、チェンマイでは一番格式が高いと言われる寺、「ワット・プラシン」があります。
行った時は、ちょうど夕方のお勤めの時間だったようで、前の方にいるお坊さんのリードで歌うようなお経を全員で合唱しておりました。
後ろが気になって仕方がなくて振り返ったり、横のお坊さんに何か話しかけたり、体をごそごそ動かしたり、いろんなお坊さんがいるんだなと そんなことを考えながらしばらく座って聞いていました。
別のところで、お坊さんも、携帯(いえi phoneでしょうか。)を持ってお話をされておりました。
私は、自分が古くなっているので、お坊さんに対しても、どうもいまだに昔のイメージが強くていけません。
私もボーっとしていたわけではなく、
旧市街にやってきた一番初めの日だったので、
旅の無事や諸々をしっかりと祈りました。
無宗教というのは便利で、どこへ行っても、どんな神様、仏様であっても
お祈りして何とか願いをかなえてもらおうと 不思議なほど図々しくなれるのです。