2017年 1月
あけましておめでとうございます。
この写真は、11月初旬の約8万羽のマガンの飛び立ちです。
ガンたちは、夜明けと共にねぐらの沼を一斉に飛び立ち、
カカンカカンと大きな声で鳴きながらまわりの田んぼへ落穂を食べに出かけます。
かつては、ガンの飛来が日本の冬の到来を知らせていましたが、
乱獲や開発などの環境の悪化によって、飛来地の数が少なくなってきています。
この日本の原風景を未来に残していくのは、人間の努めではないでしょうか。
鳥の危機は、やがて人間の危機につながっていくはずですから。
今年は、折しも酉年。
鳥にとっても人間にとっても生きやすい年であるように願いたいものです。
(*これが今年の私の年賀状です。)
皆様にとっても、2017年がいい年でありますように!
元日のおせち。
この数年、風林亭さんのおせちを注文しているので、
それをお皿にのせて、蒲鉾とだて巻きを追加しただけ。
お正月は、とっても楽をしている。
今年のおせちは、32品目。
私の好きなものは、源平豆のワイン寄せ、海老高粱酒漬け、腰果黄味寿司、
干し肉(阿部鶏)、干しこんにゃくの旨煮、生ハム、天王寺蕪漬、網笠柚。
肉や魚は、保存料は一切使わないので、燻製処理したものがほとんど。
2日は、借りてきていたDVDを2本観た。
「日の名残り」ともう1本は、「スモーク」。
「スモーク」は、ニューヨークの下町の煙草屋に出入りする人間模様を描いた作品。
イギリスの古い貴族の屋敷に勤める執事の生き方を描いた作品。
どちらも20年以上前に公開された映画だが、
今回観てみて、映画は二回以上観て、ようやく中身がわかるような気がした。
古い映画をもう一度観るのもなかなか良いものだ。
ラジオで戸塚を通過と聞いてから、うちを出る。
まず、近くなるとヘリコプターが上空を飛び始める。
次にテレビの中継車が通過する。
次に白バイが先導し、選手がやってくる。
今年も、この9区を走る先頭は、青山学院だった。
毎年選手のスピードには、驚かされる。
一度シャッターを切って、もう一度撮ろうとすると
もう画面からは、消えてしまいそうになる。
地元の代表、神奈川大学。
今年は、5位に入り、念願のシード権をもらったようだ。
私は、特にどこを応援しているわけでもないが、なんだかいつも応援にいく。
走っている人すべてが、力を出し切ってほしいと願うのみ。
気温が高くて変調をきたした選手もいたと聞くが、
今年は、ブレーキになる選手がいなかったのが何よりだ。