羽が折れていて北へ帰れずずっと大岡川に住んでいたホシハジロのホシくんがいなくなってからも毎週のように川っぷちを歩いています。
この冬(1月から3月)やってきたかっこいい水鳥を集めてみました。
まず、ホシハジロのオス
どうしてもホシハジロを見ると、未だに「ホシく~ん」と
声を上げそうになる。
羽が折れていたらいいのに・・・・などと不遜なことを考えている。
胸の大きな黒いホシ、茶色の首、灰色の背中、
神様は、素敵な体を施してくれたよ。
寝不足ではないんだ、赤い目がチャーミングポイント。
緑の水草を嘴のところにつけているのはご愛敬、食事中だったもので。
同じくホシハジロのメス
メスは、どことなく目も優しい。
茶色系でシックでしょ。
ペアリングのカギは、メスが握っているのだから、外見じゃなくて中身で勝負。
それに繁殖に入ったら、卵やヒナを守るために目立たないようにしてなくちゃ
ならないのよ。
今年は、ホシハジロのメスが多かった。
ホシくんがいたらガールフレンドになってくれるメスもいたかもしれない。
次は、キンクロハジロのオス
冠羽が素敵!
リーゼントスタイルで、水鳥界のプレスリー。
くるくる回って渦巻きロックンロール。
黒と白に、黄色い目がワンポイント。
同じくキンクロハジロのメス
体が濡れていてスカッとしてなくてごめんなさい。
今まで潜っていて浮き上がったきたところなの。
メスは、どうしても茶色系。
ツートンだけれど、白いところがうす茶色。
確かに遠くから見て目立たない。
キンクロくんは、ホシハジロよりも多かった。
次は、オオバン
タラ号を見に行った時も、海に来てたけれど
大岡川にも時々ひょこひょこ遊んでた。
去年は、4羽が長い間いたけれど、今年は、いつも一羽だけ。
黒い羽で、嘴はベージュで目は赤い。
でも光に当たると、羽はグレーのようなミッドナイトブルーのよう。
この子は、一番のんびり感を漂わせていて平和な感じがする。
次は、一番多かったユリカモメ
いつもより少し下流で見たユリカモメ。
毎年何といってもナンバーワンの来訪。
こんなに白い体をしているのに、白い貴婦人とはだれも呼んではくれない。
赤いくちばしの形がちょっと品格を落としているのかしらね。
水かきがないので泳いで行き来するのではなく、飛んで移動。
多勢でわあっと来ては、獲物を取り合ってまた次へ移動。
機動力で他を圧倒。
気も荒いので、いつも仲間内でぎゃあぎゃあけんかしている。
カモメの仲間で、セグロカモメ
一番素敵な尾羽がカットされていて ぼくは不満!(すみませんね。)
黒地に白い水玉がプリントされているみたいにかっこいいんだから。
ユリカモメより、一回り大きくて、グレーの背中にまだら模様の胸と頭。
ちょっと凄みのある目と嘴。
この日は、魚が上流にも上がってきていたので、
追いかけて海の方からやってきたに違いない。
たった一羽でやってきた。
写真は撮れてませんが、コガモのペアーも見ました。
(続く)