すぐ近くの春うらら

 今日は、朝から暴風雨で時折雷もなってとても外へ出られる状態ではなかった。

 おまけに現在建物の修理中で建物のまわりは寒冷紗のような黒い布で覆われているので雨が降ってなくとも昼なお暗く、とっても寒い。

 

 1時間ほど前、ようやく雨がやみ鳥の声が聞こえ始めた。

 ウグイス、シジュウカラ、そしてヤマバト。

 鳥はとても天気に敏感だ。そろそろ空が明るくなってきたなと思うとすぐにどこからか姿を現してしきりに鳴きはじめる。

 

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3月の半ばのこと。

 そのヤマバトだが、郵便局へ行こうと歩いていると、道の脇にある柵の上を同じように歩いていた。

 何をしているのだろうとようく見たら、嘴に細い小枝を銜えている。

 まるで長いバーを持って綱渡りの練習をしているサーカスの団員のよう。

 目が真剣だ。

 ああ、なるほど!

 巣作りをしているのか。

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 私がカメラを向けたりしているので、警戒したのか、次の瞬間飛んだ。

 私もびっくり。飛ぶ速さにレンズを合わせられない。

 どこまで行くのかと思ったら、何のことはない。次の次のちょっとこんもりした木の中へ入って行った。

 彼は飛んだことで私を撒いたつもりなのだろう。

 

 あの木の中で巣を作っているのかと思いつつ、その後どうしたかはわからない。

 卵がかえって無事ヒナが誕生しているといいのだが・・・・・

 

マスクから:

 横浜ではマスクの不足は相変わらず。使い捨てマスクは手に入らない。仕方がないので、お手製の布マスクを洗濯して使っている。私たちはそれができるが病院ではそんなことはやっていられない。

 医療用のガウンもマスクも消毒用のアルコールも相変わらず不足しているという。どうやって確保しているのだろうか。

 国から最優先で届いているのだろうか。

 来週になると国が言う通りなら、世帯に2枚の布マスクが配布されるような話だが、医療に財源を回すということは考えられなかったのだろうか。

 自分たちが努力してできることはやってみるが、社会を俯瞰的に眺めることは私たちにはできない。命に瀕している人に寄り添っていくべき国が何とも頼りないではないか。

 マスクは、郵便では届かないわけある方に届くよう気を配ってくれているところへ寄付をするように考えたい。

 

 無条件で一人10万円給付がやっと決まったが、それも初めから国民に寄り添って決めたのではなく公明党との連立解消を突きつけられた政治的な決断だったとしか考えようがない。

 自らの立場を優先させたのだ。

 総理大臣は、お連れ合いの行動に批判がくるといつも言い訳ばかり。どうして国民に協力を求められるだろうか。

 部屋にいるだけで暗くて寒いのに、何とも嘆かわしい毎日だ。