ご無沙汰しています。
長く暑い夏も過ぎ、
彼岸花が赤く燃える季節になりました。
この暑い夏、
もしかして歴史の転換点になってはいけないと
猛暑の7月31日も
(この日は、ブルームーンでもありました。)
雨降りの8月30日も
国会議事堂の前におりました。
私のような年寄りもたくさん来ています。
幼子を連れたママさんの姿も、
そして、何よりも若い青年たちが大勢来ているのに
勇気づけられました。
世の中、まだ捨てたものではないなと思いました。
そして今日は、9月16日。
昨日の安保関連法案の中央公聴会に次いで、
地方公聴会が、なんと横浜で開かれるというので、
一人、新横浜のプリンスホテル前へ行ってきました。
行った時は、もうすでに大勢の人々が
ホテルの周辺の道路や横断歩道橋に詰めかけていました。
公聴会で出た意見が
なんらかの審議に生かされるのではなく、
とにかく野党が要求しているから、
そのアリバイづくりでしかない公聴会です。
委員長は、午後4時ごろここから国会へ帰り、
午後6時20分から開かれる委員会で
この法案の委員会採決の予定だったそうです。
黒い車に誰が乗っていたのかはわかりませんが、
国会へ帰ろうとしてる議員さんに違いありません。
今日の行動がこの法案を廃案にできるかどうかの瀬戸際だと
ここに集まっている誰もが知っていました。
集まった人たちも警官も車道にどんどん膨らんで
辺りが騒然としてきました。
車を通さないよう車を横付けしたり、
道路に飛び出たり、寝転んだり、警察の予想外の行動をしました。
少なくとも、私にはそう見えました。
強行採決を何とか阻止しなくては!
その思いがひしひしと伝わってきました。
歴史を振り返った時に、
2015年9月16日に
この国のあり方が変わってしまったとならないように
子や孫の世代に禍根を残さないように
心に刻みたいと思った日でした。