昨日から横浜も随分と気温が下がってようやく冬らしくなりました。
午後出かけるつもりで、ふと外を見ると桜の高い枝に
オレンジがかったベージュ色の鳥ガ止まっているのに気が付きました。
頭の大きさからいうと、どうもハトっぽいかなと思いましたが、
胸の色はもう少し青みがかっている気がして 確かめたいなと思っていました。
そこへ目の前の桜の木にやってきた鳥がいました。
先に白黒ぶちの胸、それに赤い頭が見えたので、
アカコゲラだと思ったら、背中の羽の色は、先日見た抹茶のグリーン。
またアオゲラでした。
ちょっと小さ目のアオゲラです。
先日のアオゲラのブログの時に、こみちさんから
「とりぱん」というコミックがあることを教えてもらいました。
さしずめ、この子をアオゲラポンちゃんと呼ぶことにしようと思います。
ポンちゃんは、桜の木の下の方から、徐々に幹を伝って這い上がってきます。
それを追いかけていたら、上の大きなのがやっと後ろを向きました。
うろこ模様の羽を見たとたん、「なあんだ、キジバトか。」
と、ちょっと落胆。
キジバトもこんなベージュやこげ茶系統の色合いのもいれば、
もう少しグレーからブルーが入ったような色合いのものもいるということが
わかりました。
ポンちゃんの方は、上の方へ上がって行ったと思ったら、
さあっと飛んで行ってしまいました。
がっかりしていると、今度はツグミンの登場です。
茶色の背中だけでは、キジバトの小という感じもしますが、
胸の白黒まだらでツグミンだとわかります。
先日の夕刻、渡りから到着したばかりといった風のツグミンは
もっと大きかったような気もします。
近頃、よく見かけるので、この辺の常連さんになってきつつあります。
何か因縁があるのかとちらっと思いました。
これでおしまいかと思ったら、右の方からアオゲラポンちゃん1号と2号が
サッと飛んで参りました。
小さくてわかりずらいですが、
1号は、左の桜の木の下から1mくらいのところ、
2号は、ガクアジサイの裏の右側の桜の木に止まりました。
これがポンちゃん1号です。
頭の上の赤い形が三角形をしています。
こちらは、ポンちゃん2号の方です。
頭の赤い模様がイナズマのような形をしています。
ポンちゃんたちの個性は、この辺に表れているようです。
2号の方が、すっきりとした優し気な横顔です。
2号君は、結構長い間ドラミングの音を響かせていました。
1号君は、既存の穴に盛んに首を突っ込み、ドラミングの音はさせてませんでした。
今回は、もしかして最初に現れて飛んで行ったのと
1号君と2号君がダブっているかもしれませんが、
短時間の間に つごう、3羽のアオゲラと遭遇したことになります。
因みに頭に赤い色がついているのは、オスだということなので、
3羽ともオスだったということになります。
お蔭で一つ出かける用事をカットしなくてはならなくなりましたが、
こういう日もあるかなあと俄かバードウォッチャーとしては、
ちょっとした興奮状態の午後でした。