シナマンサク

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  シナマンサクは、文字通り中国産のマンサクということです。

 普通のマンサクというのは、日本のものですが、このシナマンサクの方が一月ほど先に咲くそうです。因みに普通のマンサクは、まだつぼみが固くて花が咲いていません。

 本来マンサクというのは、ほかの春の花に先立って咲くということから、「まずさく」から「マンサク」になったと記憶していますが、豊年満作を表しているように木一杯に花を付けるというおめでたい意味もあるとのことです。 

 枯葉がじゃまだなと思いましたが、シナマンサクは、枯葉を残したまま新芽を出す植物だということなので、これが本来の姿なのです。

 先にロウバイを見つけてしまったので、本当はどちらが先に咲いていたか分かりません。  「シナマンサク」が、「自分の方が先だよ。順番がちがう。」と言っているかもしれません。

 けれども、シナマンサクロウバイもなぜか黄色い花弁で、花の中心部が赤いというのも偶然なのか同じです。この時期、受粉に関与する虫なり鳥なりにとってこの黄色がサインとして有効なのかもしれません。寒さが厳しく、小鳥がみかんや金柑などをついばむ姿も目にしますし、今日は、メジロとシジュウカラが枇杷の花にくちばしを突っ込んでいましたから、この時期鳥にお世話になるにはめだつ黄色の花がいいのかなと考えています。本当はどうなのか分かりませんが・・・・・・

 偶然なのか、ヒイラギナンテンもきれいに黄色い花を咲かせていました。

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