椿祭

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北鎌倉のたからの庭で、椿祭がありました。

たからの庭というのは、浄智寺の境内の奥にあります。

自然のままのお庭と

リノベーションした古民家を使ってやっている

シェアーアトリエのことです。

たからの庭には、この時期

紅や白やピンクの椿が咲きほころびます。

庭の恵みに感謝する意味で

毎年イベントが行われます。

今日は、私のカメラが使用不能で、

たからの庭のりっぱな紅い八重の椿が撮れませんでした。

上の写真は、食事の時に

箸置きにした椿をいただいてきたものです。

私は、予約して手毬カフェの椿御膳をいただきました。

以前、紫陽花の咲くころに頂いた丸い三重のお重に

季節の食材を使って彩りよく並べられたものです。

まず、食前酒。

甘酒が下に、桃のシロップと炭酸が上にと

上層と下層に分かれ、椿の紅い花弁が浮いて、

目にも鮮やかな飲み物でした。

次に先付。

ホタルイカの煮つけ、そら豆の甘煮、

伊予かんと小松菜の椿油ドレッシングがけ。

料理に使った油は、すべて椿油を使ったところがこだわり。

丸いお重。

一の重

中に紫芋と玉子を使った芯を

紅芯ダイコンの酢漬けで椿の花弁のように巻きつけたもの。

花弁を一枚ずつはがして食べるのがもったいないほどきれい。

二の重

鶏とレンコンのつくねに蕗味噌をのせたもの、

玉子と菜花を炒めたものをサーモンで巻いたもの、

それに蕗を炊いたもの。

三の重

サクラエビと青豆のご飯。

吸い物

ほうれん草のすり流しを味噌で味付けし、

あさりをのせたもの。

デザート

ほんのりピンクの椿のねりきり。

 

そこここに椿があしらわれ、心はうっとりでしたが、

大食いの私には、少々物足りず、

もう一杯ご飯があったらなあとひそかに思うのでした。

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この写真は、ギャラリーで売っていた白椿のブローチです。

フェルトさせた生地で作られていて

一目で気に入って買ったものです。

 

椿油のハンドマッサージあり、

段ボールを使って作る椿の花のワークショップあり、

椿の模様の着物や帯を身に着けた和服の女性たちが

淹れてくれる煎茶や抹茶のお点前もありました。

 

いろんな人が集まってできているシェアーハウスだからこそ

いろんな楽しみ方ができるんだなと

改めて思う一日でした。

 

帰りにいつものようにお墓参りに寄って帰りました。

今日の鎌倉は、寒の戻りのように肌寒かったです。

 

 

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