半年前から決まっていた鎌倉散策、とうとう明日となってしまいました。
友人は、みな都区内や三多摩から電車賃をかけてくるので、
できれば自分の知るベストの鎌倉を案内したいと思って、
13日は西側を探り、26日の土曜日は東側を探りに参りました。
小町大路を北上、金沢街道へと入っていきます。
今回は、報国寺方面へ行ってみました。
歩いて約30分、浄妙寺のバス停から右手の道へ入ると、報国寺。
報国寺は、竹の寺として有名です。
竹林が日本情緒を感じさせるせいでしょうか、
ミュシュランガイドブックにも載っているらしく、
外国人の団体さんがたくさん来ているようでした。
ここは、以前来たことがあるので、庭のイチョウの葉の色づくさまを
横目で見ながら、その先にある華頂宮邸へ。
鎌倉には、3つの西洋館が保存されているそうで、その一つです。
報国寺のにぎわいとは打って変わり、観光客もまばらです。
門を入ったところにあるモミジは、赤く染まっています。
庭の方へ回ると黄色く染まったのもありました。
庭から見た建物の全景です。
老朽化しているので、春と秋の決まった日以外は、中に入ることができません。
外側から見える意匠にもこの時代の粋を垣間見ることができます。
この日の私の大事な課題は、食事をどこでするかということでした。
駅の付近まで戻るには時間もかかるので、
道の反対側の浄妙寺の境内にあるレストランを下見してみることにしました。
今は、建物も新しく面影がありませんが、昔は、7つの塔頭があったそうです。
もみじの色づきもいいし、
イチョウも大きく黄金色に輝いています。
散策路には、この季節を静かに花が彩っていました。
ここが境内の奥にある’お目当てのレストラン、「石窯ガーデンテラス」です。
まわりの山が借景となり、すぐ前の庭は、ハーブガーデンになっています。
真紅のバラが鮮やかで、目に飛び込んできました。
なぜか、風と共に去りぬのスカーレットのドレスを思い浮かべてしまいます。
ロケーションは、申し分ないのであとは、お味。
メニューは、パスタランチと主菜を選べるランチと二通りです。
私は、パスタランチ(税込み3000円)を選びました。
鎌倉は、その土地柄ゆったりと食事ができるところは、ちょっとお高めですが、
我慢してもらうことにしました。
左から、前菜、パン、パスタ(ラムのラグーソース)
デザート(パンナコッタのベリーソースがけ)とコーヒー
パスタは3種類の中から、飲み物も選べます。
ラグーソースのパスタが美味しかったので、ここに決めることにしました。
ここは、名前の由来にもなっている石窯でパンを焼いているので、
パンもレストランの中で買うことができます。
パンを焼く煙に送られて、この日の下見を終えることにしました。
私のブログは、いつも長くていけない、いけないと思いながら
またもや長ったらしくてすみません。
欲張りで、写した写真はみんな使ってみたくなってしまうのです。
申し訳ありません。