去年のちょうど同じ頃(6月28日~7月2日)北海道浜中町を旅しました。
八幡平から帰って体が次の旅に耐えられそうかどうか 様子をみていましたが、
何とかなりそうだなと思えたので、今年も大人の休日クラブの期間限定の割安切符を使
って、同じ所へ行ってきました。
鉄路を使ってその日のうちに宿まで辿り着くのにちょうどギリギリの場所だという
こともありますが、やっぱりあるがままの自然を楽しめるところが気に入っています。
私の旅ではおなじみ、東京駅発6時半の「はやぶさ1号」に乗り、「特急北斗」「特
急おおぞら」、釧路から1両の花咲線の普通電車に乗り、浜中駅に20時半に到着で
す。
今年は、昨年のように海底トンネル内での信号トラブルもなく、エゾシカと衝突事故
もなく、順調に来られました。
想定外の出来事は、唯一構内で弁当が買える南千歳駅であてにしていた弁当は売
り切れ、駅構内のコンビニは3月に閉店していて、結局次の乗り継ぎの釧路まで何も買
えなかったことです。
夕方の6時半の釧路駅では弁当もおにぎりも店が閉まっていて、唯一あったのがパン
屋さんの残りわずかな菓子パンでした。お菓子やおにぎりをぱくつく育ち盛りの高校生
に混じって、電車の中で菓子パンを食べました。
北海道を旅行するときは、食べるものの確保も大事です。
浜中町には霧多布高校というのがありますが、途中の厚岸(あっけし)町には高校が
ないらしく、1時間かけて釧路まで通っている生徒さんがたくさんいました。
浜中駅で降りたのは私一人だけ。駅の周りは人家が少しあるだけです。もちろん駅員
もいない駅です。
(つづく)