気仙沼5 気仙沼、南三陸、石巻

 3日目は、予報通り朝から雨が降るあいにくの天気でした。

ということで、この日は、BRTに乗り気仙沼市の震災遺構を見学、そこからさらに南三

陸、そして宿泊は、石巻市の追分温泉という行程でした。

 

 かなり強い降りでしたので、駅からはタクシーで震災遺構・伝承館まで向かいまし

た。今回、気仙沼駅の観光案内所で、タクシーの割引券が付いた入場券を買い求め、往

復のタクシー代が節約できて助かりました。(一人分の入館券600円で、タクシーの

割引500円ずつが2枚付いてきます。)

 

 他人と一緒だと写真を撮ることも忘れてしまいがちなので、今回は昔の写真に再登場

してしてもらいます。

 以前と違っていたことが一つありました。

 4年前にはなかった旧向洋高校校庭跡地に「パークゴルフ場」が出来ていて、

一日600円で遊べるようになっていました。タクシーの運転手さんの話では、結構た

くさんのお客さんが来ているとのことです。

 

  もう一つ変わったことがありました。最寄りの「陸前階上」駅の跨線橋が撤去されて

いたのです。BRTですから線路を跨ぐ必要はないので無用の長物なのでしょうが、そこ

が鉄道の駅だったという印がすべて消えてしまったようで、なんだか寂しく感じまし

た。

 

 まだ遺構をご覧になっていない方は、2019年に書いたブログを貼り付けましたの

で、ご覧ください。

yporcini.hateblo.j

 雨は相変わらずでしたが、BRTに乗って南三陸町志津川駅へ向かいました。

 南三陸は、2019年に来たときは、仮設の商店街はできていました

が、写真の右側に見える「311メモリアル」の建物は、ありませんで

た。この建物のデザインは、隈研吾氏のもので、全体に板が張り付け

てある独特のものでした。

 お昼を食べていたら、BRTの時刻まで時間が足りなくてメモリアル

中を見学できませんでした。

 この建物の中にBRTの駅の機能が入ってきたので、BRTのバス停もそ

ばにできて便利になりました。

 4年前は、商店街を抜けてまだ何もできていない空き地の真ん中に、

トイレ、切符売り場、ベンチのあるプレハブの駅舎がありましたから、

停車場まで時間がかかりました。

 

 

 雨で風も強く寒くて温かいものが食べたいというので、そばとうどん 

が食べられる食堂へ入りました。

 ここの名物は、今の季節だと「キラキラうに丼」なのですが、この日

は何しろ体が冷えてしまっていたのです。

 

 その日の宿泊は、登米市石巻市の市境の山の中にある追分温泉で

す。今回で私は4回目です。

 追分温泉は、BRTを降りてからタクシーでしか行けないところなの

で、すでに予約済みのタクシーが待っている「陸前横山」駅へ時間通り

着く必要があったのです。

 無事時間通りに着き宿に到着できました。

 

 ここの温泉は、かつて近くの金の鉱脈の中から湧いたものだそうです

が、温度が低いので沸かして使っています。建物は古いけれど、風情も

あるし、ふろ場は樹齢500年というカヤの木を使った湯舟がご主人の

自慢です。何しろ安い(一泊8000円)のに海鮮あり、山菜ありで驚くよ

うです。この宿を紹介したくて、今回おまけのようにお仲間をお連れし

たということです。

 

 

 

 

 今回の食事で、初めて出たのは、ガラスの器に入って泳いでいる白魚でした。私は、食べましたが、食べられないと言って、残した人が二人

いました。(参考までに以前の宿のブログを張り付けました。)

yporcini.hateblo.jp

  * 古いブログを張り付けたりしたので、文字の大きさを今までと同じにできなくなり、途中から大きな字になりました。次回も大きな字でアップすることになるやもしれません。悪しからず!