2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鎌倉の彼岸花が咲く寺その1

英勝寺 鎌倉では唯一の浄土宗の尼寺。徳川家康の寵愛を受けたお勝の方は、家康没後出家し英勝院と名前を改め、家光の配慮で扇ヶ谷に寺を与えられたのが始まりだそうです。水戸徳川家とのゆかりが深いため三つ葉葵の紋が施されています。 鎌倉駅の西口を降り…

初秋に咲く花

ツリフネソウ このツリフネソウは、8月の終わりから9月にかけて近郊の山へ行くとちょっと湿り気のあるところに咲いています。先日行った山で見つけました。写真を撮った後、横からも撮ろうと思ったのですが、突然ハチが数匹現れ、とても撮っていられる状況…

開港の歴史を見てきた木

「たまくすの木」(開港資料館中庭のタブの木) この通称「たまくすの木」は、横浜が小さな農漁村に過ぎなかった江戸時代にはすでに大きく茂っていた、たぶの木だそうです。開港当時、ペリー提督が、横浜に上陸した時に、艦隊に随行した画家が描いた絵が下の…

時を知る花

ハゼラン オシロイバナは、「four o'clock」という英名が付いているのを知ってから、日本でも「サンジソウ」「サンジバナ」と呼ばれている植物が咲いているところを探していましたが、見つかりました。 「ハゼラン」が本当の名前です。買い物に行く道々、「…

横浜リパイユの10周年記念のデイナー

10皿特別のコース料理 日曜日、お世話になった方を囲んでの夕食を「リパイユ」で食べました。 左上から 1皿目 スペルト小麦とパプリカのヴェリーヌ 2皿目 さんまのリエットとトマトのミルフィーユ 3皿目 グラ・ドゥーブルのクロケット オニオンコンフィ…

彼岸の頃咲く花

ヒガンバナ ヒガンバナ科のキツネノカミソリは、お盆の頃咲く花としてアップしましたが、このヒガンバナは、ご先祖の供養の頃咲くというところは同じですが、秋の彼岸の頃咲きます。今年のように残暑が厳しくても、多少秋の到来が早くてもいつも計ったように…

ある児童養護施設の記録映画

映画「隣る人」(となるひと) 監督は、刀川和也、そこにいなければ決して撮れなかった映画です。とある児童養護施設にカメラを入れ、8年間撮り続けたドキュメンタリー.。 児童養護施設は、いろいろな事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが、親代わりの保…

いつのまにか秋

くりの渋皮煮(写真が横向きですみません) 一昨日、八王子へ用事があって出かけたら、二箇所で栗の渋皮煮をいただきました。八王子は、栗がよく取れるところなので、もう、栗の季節なんだなと思いました。 私の好物なのですが、どうも栗の皮むきが下手で、…

ちょっぴり秋

禅寺丸柿 前日、すごい雷雨で、近くの植物園にある柿が道端に落ちていました。見上げると、先端が色づいているこの禅寺丸柿でした。 この柿は、今の川崎市麻生区辺りが発祥の地です。今は、その地名は町村合併でなくなりましたが、以前は、柿生村と言われて…

天井の高いカフェ

CAFE de la PRESSE(新聞記者のカフェ) すてきなカフェを見つけました。実は、Lunchan Avenueの2階にあるカフェなんです。2階も同じお店だと思っていたところ、2階は違うカフェだということが分かり、入ってみました。 大きなやしの木をイメージするよ…

アールデコ風ファサードその2

横浜情報文化センター玄関(旧横浜商工奨励館) 先日アップしたLunchan Avenueの入っている同じビルの正玄関です。 この建物の場所には、震災前は、アメリカ領事館がありましたが、焼失後、横浜市の復興と発展の拠点として商工奨励館が建設されたそうです。…

ちょっぴり秋

ジンジャーリリー 歩いていると、甘い香りがしてきます。どこから香ってくるのだろうかと辺りを探すと、そう、このジンジャーリリーでした。 私が、この花のことを知ったのは、子どもの頃です。新しく引っ越した社宅の庭に、前に住んでいた人がいろいろな植…

ちょっぴり秋

ハゼの実 今朝から曇ったり、晴れたり目まぐるしい天気でしたが、昼過ぎに雨がちょっと降って、また晴れ上がりました。空には、台風の影響か湿り気たっぷりの雲がまるで夏空という感じで浮いていますが、ハゼの木には、しっかりと緑色の実がなっていました。…

御岳山の狛犬のなぞ

オオカミの護符 この本のことを、FM横浜のアナウンサーが選んだ本を紹介するコーナーで知ることになりました。2年前に東京都の青梅市に位置する御岳山へ出かけた時に御岳山頂上にある神社の狛犬が普通のではなく、精悍なオオカミのようだということに気が…

日仏料理協会のレストラン

リパイユ エクスキーズ 7月の横浜は、フランス月間ということで、映画館ではフランス映画を特集したり、ライブハウスでシャンソンが歌われたり、美術館では、フランスゆかりの画家の展覧会が開かれたり、レストランでは、フランスに因んだ特別料理が出され…

アールデコ風ファサード(横浜旧商工奨励館)

Lunchan Avenue (カルフォルニアカジュアルレストラン) ヨーロッパのどこかの街かと思うようなファサードをもつレストランです。ここは、日本大通りと本町通りが交差する角で、横浜情報文化センターのある昭和初期の建物の1階にあたります。 建物の壁に使…

マルセイユを舞台にした、ある夫婦の心あたたまる物語

キリマンジャロの雪 ロベール・ゲディギャン監督のフランスのマルセイユを舞台にした映画です。この映画は、{ヴィクトル・ユゴー}の長編詩「哀れな人々」(子ども5人を抱え、生活苦にあえぐブルターニュの貧しい漁師夫婦が隣家の孤児2人を引き取るまでを…

秋の兆し

アキアカネ?ウスバキトンボ? 奥多摩町へ行くことがありました。奥多摩町は、東京都の西の端で、大部分が急峻な山なので、気温が都内に比べてたぶん5度くらいは、低いところです。 トンボが枝に停まって近づいても一向に飛び立つ気配がありません。たぶん…

はま梨

左から「幸水」「豊水」「菊水」 色の違いが分かるように、冷蔵庫に残っていた「幸水」を出してきたので、「幸水」は、少々傷が入っています。この前の摘み取りの「幸水」は、やはり新鮮なだけあって、果汁が多くてとてもみずみずしく感じました。 2回目の…

横浜三塔その3

ジャックの塔・・・開港記念会館 象の鼻 スポット表示板 三塔の三番目は、開港記念会館の時計塔です。開港記念会館も、関東大震災で内部、ドームなどは消失したので、辛うじて残った壁、時計塔を元に作り直されました。 塔の高さは、やく36m、他の二つの…

夜咲く花2

オシロイバナ 夕刻になるとカラスウリよりもたくさん咲き出す花があります。オシロイバナです。 どこでもよく見かける花ですが、やはり夜開く花の仲間です。原産は、南米で、江戸時代に日本へ入ってきました。花だと思っていたところは、実はガクだそうです…

梅ぼしの副産物を使って

長いもの赤梅酢つけ、しば漬け、ゆかり 梅は、かめに戻し、数ヶ月寝かしておきますが、落し物の赤しそは、しばらく乾かしてゆかりを作りました。今年の夏は、湿度が高くてなかなかからっと乾かずにいたので、色がさめたようになりました。もう一つの落し物の…

6時間半の人間ドラマ

ジョルダーニ家の人々 監督は、シャンドルカ・マリア・タヴァレッリ、脚本は、サンドロ・ペトラリアとステファノ・ルッリ。1960年代から40年間の激動する人々と社会を描いた「輝ける青春」に続くイタリアの長編作品。 物語:ローマに暮らすジョルダー…